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イギリスで出産 NCT母乳クラス
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↑ 揺れているのは、鳥さん。子育てを終わられた方から、頂きました。木製のおもちゃ なのでとても気に入っています。ダンナ君は最初夢中になって遊んでいました。男性って動くもの好きですよね(^^;)。

さて、パートナー参加のクラスが終わり、母乳カウンセラーの方の自宅で母乳クラスが開催されました。授業を受けた感想は、「日本の母乳育児の方法は素晴らしかも!」 でした。 イギリスでは母乳育児が推奨されているとはいえ、6週間以降に母乳で育てる母親は、なんと半分以下、6ヵ月以降も母乳育児を続ける人の割合は更に減って2割!これには、イギリス人夫婦の殆どが共働きで(そうしないと、物価高のこの国では生活が成り立たない場合が多いのです)、産後直ぐに職場に復帰する女性が多い、そして広告や映画の影響でミルクでの方がすぐれた栄養源である、というイメージが定着してしまっている、という社会的背景が大きく影響しているみたいです。

赤ちゃんが既にいる日本のお友達からは「母乳マッサージをしておいた方が良いよ~」と口をそろえてアドバイスをもらっていましたが、噂に聞いていた通り母乳マッサージはイギリスにはやはり存在しませんでした。質問したら、「やりたいと思ったら、したらいわね」という回答。
食べた方が良いもの、悪いものの中でも、色の濃い野菜(ブロッコリー等)や魚(水銀問題があるため)は避けましょうとか、この辺りの常識も日本と大分違うな、と思いました。逆に、「脂質の多いバラ肉や、砂糖を多く含んだお菓子も乳腺を詰まらせて良くないって聞いたけど」と発言すると、え~、ほんと~~?!甘いもの無しでは、生きていけないわ!!と他の参加者から驚きの声。

赤ちゃんの夜泣きやコリックも西洋文化では特に顕著のようです。これは、母親が赤ちゃんと過ごす時間が長い日本の文化と比べて、赤ちゃんのうちから両親と子供部屋を分ける習慣のある西洋文化の特有性に起因するみたいですが。赤ちゃんが母親とより親密なコンタクトがあると、夜泣きやコリックという問題は起こりにくいそうです。日本のおんぶ紐の習慣を紹介すると、凄い反応があり、「今度見せて!」と言われて困ってしまいました・・・スリングを使おうと思っていたので(汗)、なのでアマゾンジャパンのページで商品を見つけてリンクをメールで送ることにしました。最後にカウンセラーからは「日本の育児文化は素晴らしいわ!イギリスの良い部分と日本の良い部分を組み合わせて育児をしたらきっと良いわね!」と誉められ、意外なところで日本人としての誇りを実感することになりました。
by emy_to | 2009-02-07 18:14 | UK baby
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